八丁堀 T邸 <住宅>

人と人が対峙する場所
住宅のリビングとダイニングキッチンのみの改修計画である。 この計画のハイライトはキッチンとダイニングテーブルのデザインである。大きな空間のなかで、人と人が対峙する場所をいかにしてつくるかを意識して設計をはじめ、キッチンとダイニングテーブルの位置や角度、大きさ、使い勝手をたくさん検証し、この形に辿り着いた。 このオブジェを介して、料理をつくるひととそれを見守る人の関係をつくり、客と主人の関係をつくりあげることに成功したのではないかと思う。

住宅のリビングとダイニングキッチンのみの改修計画である。 この計画のハイライトはキッチンとダイニングテーブルのデザインである。大きな空間のなかで、人と人が対峙する場所をいかにしてつくるかを意識して設計をはじめ、キッチンとダイニングテーブルの位置や角度、大きさ、使い勝手をたくさん検証し、この形に辿り着いた。 このオブジェを介して、料理をつくるひととそれを見守る人の関係をつくり、客と主人の関係をつくりあげることに成功したのではないかと思う。
おおきな空間のなかに配置されたオブジェ=キッチン+ダイニングテーブル
キッチンのほうからリビングをみる。主客の関係が構成されている。
<左> キッチンの上には、人造大理石でつくられた照明。
<右> 本計画には、浴室なども含まれた。
オブジェのCG このとおりに仕上がった。人と人の関係を構成するものとして計画された。実際にどう使われるかが気になる所である。
担当:岩本 唯史・佐々木 祥太(8L)
施工:(株)SPN
所在地:中央区八丁堀
施工面積:52.99m2
築年:約20年
構造:鉄骨ALC
竣工:2006年3月